『神風?』
霧子「社長!龍子さんが怪我をしました!!」
光「え?まさか…様態は?」
霧子「はい、幸い軽傷で大事はないようです。」
光「そっか…良かった。先月は熱くなってたから…もしかして………試合後の十六夜さんとのやりとりは…」
霧子「確認してませんが、もしかしたら…」
光「うーん…まぁ遺恨にはなってないようだから。近いうちに再戦させようか。」
霧子「そうですね、2人のためにも団体のためにも。それで社長、スカウトが1人見つけてきました。菊池理宇、体は小さく不器用ですが、瞬発力に光ものがあります。根性も人一倍ありそうです。」
光「分かった。それで、どこまでいけばいいですか?」
霧子「実はもう来ています。」
光「え!?」
霧子「東北宮城の子なんですが、前回の興行の時、祐希子の姿に感動したとかで…」
光「前回の宮城…分かった、テストするから連れてきてください。」
霧子「分かりました。」
菊池「菊池です。体の小ささは気力でカバーします!」
一通りのテストはこなしている。けども現状だとギリギリかなぁ…
菊池「よろしくお願いします!プロになりたいんです!!」
光「…うん、分かった、よろしくね、菊池さん。」
菊池「やったー!これで私、プロレスラーだよね?祐希子さんと同じステージに!」
光「いや、まだ早いよ。今のままリングに上がったら、もしかしたら大きな怪我をするかもしれない。だからしばらくはトレーニングして…」
菊池「大丈夫だってば?、社長。気合いでなんとかなるって」
光「…」
霧子「社長、スカウトの話からすると、早熟なようです。早めに試合に出してみても良いかもしれません。」
光「霧子さんまで!」
菊池「ねっ!ほら、大丈夫だって!」
光「…考えておくよ。うちの練習と特訓に耐えられたらね。」
菊池「はい!がんばります!!」
こうして月光蝶8人目の仲間が増えた。
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- 2009/02/06(金) 09:27:32|
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